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労働安全衛生コンサルタント

労働安全衛生コンサルタントとは

昭和47年に労働安全衛生法に基づいて創設され、厚生労働大臣が行う難易度の高い試験に合格し、登録を受けた公的な資格で、安全のプロフェッショナルです。そして企業の求めに応じ報酬を得て、事業場の安全について診断や指導を行うことを業としています。

労働安全衛生コンサルタントへの期待

労働災害が発生する作業現場は、労働環境の変化に即応した安全衛生対策を実施するため、労働災害の防止に関する専門的な知識や情報を現場に提供する人材が欠かせません。
ですが中小企業等においては、安全衛生についてのスタッフ部門が現場に設置されている現場はまだ多くなく、安全衛生の問題点を抽出し、それに的確に対応することが困難な場合もあります。
このような場合は、外部の専門家がそれらの現場を診断し、その現場の安全・衛生水準の向上のための指導を行うことにより、より快適な職場環境の構築が可能となります。

一方、大規模な現場においても、最近は新しい生産方式や工法の導入等に際し、外部の専門家のアドバイスを求めようとする傾向も強くなっています。

このように、労働安全・衛生に関して専門的な知識、知見を有した労働安全衛生コンサルタントは、誰もが安全に安心して働くことができる社会を実現するために、その活動が期待されています。

労働安全衛生コンサルタントの業務

労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタントは安全衛生の専門家として、事業者の求めに応じて様々な支援を行いますが、その主たる業務は、以下の通りです。

安全衛生診断
リスクアセスメント
(第13次労働災害防止計画における)労働災害を防止するための諸施策の実施支援
災害調査
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安全衛生講演、安全衛生研修、安全衛生教育
安全衛生管理のしくみの構築、管理のための諸規程の点検や作成
労働安全衛生マネジメントシステムの構築、及び内部監査支援
衛生管理者業務(労働衛生コンサルタント)  

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